Sanshiro’s diary

大した事もない日常だけど…

現実逃避していた若い頃…

今週のお題「行ってみたい場所」

今ではもうそれ程思わなくなりましたが、思春期の頃は自分は住んでる世界が苦しく堪りませんでした。仲間からはイジメも受けて、親からは将来の選択をされてなんとか自分は自分のいる場所を…音楽で理想の世界を追い求めていました。様々な音楽を聴いては理想郷を夢見ていました。でもその中でも特に行きたかった場所はビートルズの曲にあるストロベリーフィルズです。実際にもイギリスかアメリカかは知りませんがストロベリーフィルズは存在しますが、そこにも確かに行きたいですが、本当に行きたかった場所はストロベリーフィルズフォーエバーという曲の中にありました。思春期の頃に買ったビートルズの青盤にその頃自分は完全にのめり込みました。そうして16歳にも関わらず夜自分の部屋で煙草をのんではアルバムを聴きその世界をひとり夢見ては絶対に行けそうにない自分に絶望しながらも追い求めていました。しかし40歳となった今、自分はなんとなく自分がストロベリーフィルズにいるような気がするのです。自分は40歳になった今でも結婚も出来ず、収入だって大してない大人としては落第生かもしれない自分ですが、しかし自分は今現実を生きています。そして昔の自分にはなかった自分に対する自信や感性などが備わった気がするのです。もう今自分はストロベリーフィルズフォーエバーという曲をを聴く事は殆どありません。音楽からは卒業する事は自分はありませんでした。今でも自分は音楽を聴いています。そして若い人と同じ様な服を着て、もうスーツを着る事もなくなりました。確かにもう自分は大人にとっては落第生かもしれませんがなにか自分は思春期の頃夢みていた理想の自分になれているようなそんな気がするのです。自分は親の言う通りエリートコースを進みたくはありませんでした。そしてイジメからも逃れたいと思っていました。しかし気がついてみれば今の自分はエリートコースからもイジメからも逃れて自分の思う様に自由に生きています。思う様にはやはり行きませんが自分がしたい事をして生きています。格好だってなんとなく一丁前になった気がします。そんな事をよくよく考えてみると自分はストロベリーフィルズに立っている様なそんな感じがしないでもありません。もう自分は人生に絶望する事も恐らくないでしょう。自分のなりたい将来を夢みながら夢に向かって日々努力しています。自分は運命は定まっているものではなく絶えず変わるものと思っています。運命という言葉を聞いて若い頃はいつも絶望感を感じていました。しかし運命はかわるのです。運命はかえられるのです。若い人がこれを読んでいてその人が幾ら過去にも今にも未来にも絶望していたとしても決して諦めないでください。

自分は変わりました…

その人だってきっと変えられる筈です

兎に角今目の前にある事を必死になって頑張ってみてください。

兎に角頑張るのです。

そうしているうちに必ず過去も今現在も未来も変わる筈です。

別に若い人に言うつもりでコレを書いた訳ではなかったんだけどなんだかこんな展開になってしまいましたが、

人生もなかなか楽しいモノになりますよ